第51回 「東京メトロ 副都心線 ~営団地下鉄が培った建設技術の集大成~」 令和6年6月25日(火)に開催しました。

日時

2024年6月25日(火) 16:00~18:00 政策大学院大学想海樓ホール(会場・WEBのハイブリット開催)

講演者

矢萩秀一(元東京地下鉄株式会社専務取締役)
入江健二(元東京地下鉄株式会社常務取締役)
野焼計史(前東京地下鉄株式会社専務取締役)

講演概要

東京の主要な副都⼼(池袋・新宿・渋⾕)を直結する東京メトロ副都⼼線和光市〜渋⾕間20.2kmが、2008年6⽉14⽇に全線開業した。1975年の免許申請以降、池袋以⻄の部分開業に⽌まり全線開業には⾄らなかったが、2001年に⼯事着⼿した池袋〜渋⾕間8.9kmの完成に併せ、副都⼼線として誕⽣した。副都⼼線池袋〜渋⾕間の建設にあたっては、都内でも有数の繁華街を抱えた厳しい施⼯環境であり、技術的にも難度の⾼い様々な課題を有することとなったが、営団地下鉄として最後の建設路線となったこともあり、営団地下鉄が培った『建設技術の集⼤成』として、これまで蓄積してきたノウハウを駆使するとともに、新技術を積極的に取り⼊れて無事に完成させた。本講演では、路線概要と整備に⾄る経緯・建設計画と、営団地下鉄が培ってきた地下鉄建設技術と副都⼼線建設における技術的な特⾊、さらに副都⼼線開業後に発⽣した新たな課題とその克服などについて紹介する。
第51回 講演概要資料(建設コンサルタンツ協会HPより)

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