日時
2024年3月8日(金) 16:00~18:00(政策大学院大学想海樓ホールより会場参加・WEBのハイブリット開催
講演者
藤田耕三(鉄道・運輸機構 理事長)
岡﨑準(元鉄道・運輸機構 副理事長)
西真幸(鉄道・運輸機構 新幹線部北陸新幹線課長)
森田奈々(北國新聞社 編集局次長)
金山洋一(富山大学特別研究教授,運輸総合研究所主席研究員)
家田仁(政策研究大学院大学特別教授,東京大学名誉教授)
講演概要
北陸新幹線は、東京都を起点とし、⾼崎・⻑野・上越・富⼭・⾦沢、福井等を経由して⼤阪市に⾄る⽇本海ルートの延⻑約690kmの路線で、整備新幹線の1路線である。起点⽅の⾼崎・⻑野間は、1997年10⽉に整備新幹線として最初に開業した区間であり、その後2015年3⽉に⾦沢開業、そして本年2024年3⽉16⽇に敦賀開業を控えている。北陸新幹線は、それまでに整備された新幹線とは異なり、財源に国と⾃治体の公的資⾦を⽤いるスキームが導⼊され、以降の整備新幹線の整備スキームの先駆けとなった。着⼯に⾄るまでの政策的課題の克服、機構と⾃治体が連携した整備の推進がなされ、開業後は安定した輸送により利⽤者、社会に貢献している。本講演会では、新幹線事業の構想と政策、整備の歴史、北陸新幹線の計画論や採⽤した技術、そして新幹線開業による地元の声、開業効果について講演する。