日時
2024年12月19日(木)
講演会:16:00~18:00 意見交換会:18:00~19:00
場所:政策大学院大学想海樓ホール(会場・WEBのハイブリット形式)
講演者
嶋田善多 電源開発㈱ 代表取締役副社長執行役員
東福忠彦 前田建設工業㈱ 専務執行役員土木事業本部本部長
上馬場靖 前田建設工業㈱ 土木事業本部営業第1部上級技師長
沼本仁志 鹿島建設㈱ 土木管理本部土木工務部ダム統括部長
講演概要
⾒川は尾瀬沼を源とし豊富な⽔量のもと、11発電所計170万kWを有する国内屈指の⽔⼒開発河川である。戦後の電⼒需要がひっ迫するなか、只⾒川上流の奥只⾒(ダム⾼157m)及び⽥⼦倉(ダム⾼145m)地点は、⼤型機械化施⼯の先駆けである佐久間ダム・発電所(ダム⾼155.5m、35万kW、1956年運開)に続けと、豪雪地帯での諸課題を克服し計74万kWが上下流同時に開発された。その後の電⼒需要変化に伴い、奥只⾒発電所は希少猛禽類と共存しながら、ダム深部の堤体⽳空けや地下発電所拡幅による再開発を⾏った。2003年に出⼒36万から56万kWに増⼤し、⼀般⽔⼒発電所の国内最⼤となった。奥只⾒及び⽥⼦倉開発の経緯に加えて、再⽣可能エネルギー拡⼤のなか⽔⼒発電の更なる価値向上に向けた治⽔、利⽔、環境を考慮した貯⽔池再開発について紹介する。
第56回 講演概要資料(建設コンサルタンツ協会HPより)