日時
2025年7月2日(水)
講演会:16:00~18:00
場所:政策研究大学院大学 想海樓ホール (会場・WEBのハイブリット形式)
講演者
<講演者>
橋口誠之 元 東日本旅客鉄道㈱ 代表取締役副社長
中井雅彦 日本コンサルタンツ㈱ エグゼクティブアドバイザー(元 東日本旅客鉄道㈱ 代表取締役副社長)
村尾公一 東日本旅客鉄道㈱ 技術顧問 (元 東京都技監)
野澤伸一郎 JR東日本コンサルタンツ㈱ 常務取締役(前 東日本旅客鉄道㈱ 執行役員構造技術センター所長)
講演概要
1985年3月に上野・大宮間、1991年6月に東京・上野間を開業し、現在は東北・上越・北陸・秋田・山形の五方面に広がる新幹線ネットワークの起点として重要な役割を担う東北新幹線東京・大宮間。本講演では、時代背景や置かれた環境を踏まえ、いかに地域や環境との調和や合意形成を図り、新幹線建設プロジェクトを進めるか、当時の技術者たちの苦悩と挑戦にクローズアップします。特に東京開業とその後の拡張に向けた計画論、上野地下駅を短期間で建設するための地下工事やシールドトンネルの技術論、新幹線建設と地域の発展を両立させるべく奮闘した地元協議という3つの挑戦ストーリーから、このプロジェクトでどのように課題を乗り越え、何を学んだか、次代に伝えるべきことは何かを論じます。