第62回「しまなみ海道の建設と、今、そしてこれから ー「海の難所」と瀬戸内海国立公園に架けた長大橋梁群ー」 令和7年9月2日(火)に開催しました。

日時

2025年9月2日(火)
講演会:16:00~18:00
場所:政策研究大学院大学 想海樓ホール (会場・WEBのハイブリット形式)

講演者

<Ⅰ部:講演/しまなみ海道の建設>
辰巳正明(元本州四国連絡橋公団 第三建設局 建設部長)
平山純一(元本州四国連絡橋公団 第三建設局 今治工事事務所長)
奥川淳志(元本州四国連絡橋公団 第三建設局 向島工事事務所長)

<Ⅱ部:パネルディスカッション/しまなみ海道の今とこれから>
コーディネーター
天野光歩(前戦後インフラ整備事業研究会委員、 (株)建設技術研究所 取締役常務執行役員 技術本部長)

パネラー
溝上善昭(本州四国連絡高速道路(株) 長大橋技術部技術推進課長)
坂本大蔵(一般社団法人 しまなみジャパン 専務理事)
三好   楓(一般社団法人 四国ツーリズム創造機構)
大江慎一(本四高速道路ブリッジエンジ(株))

講演概要

本州四国連絡橋の一番西側に位置し、芸予の島々を10橋で結ぶ「しまなみ海道」は、1975年に大三島橋が着工、四半世紀後の1999年に全橋が完成した。架橋地点は、多島海が広がる「海の難所」にあるとともに、瀬戸内海国立公園地域でもあり、計画にあたっては航行船舶への影響や自然環境に配慮する必要があり、様々な課題を克服して完成した。また、自転車歩行者道も併設され、生活道路としての役割に加え、世界中のサイクリストから注目を集める存在になっている。本講演会では、しまなみ海道の事業経緯と橋梁計画について述べ、吊橋の補剛箱桁を海の難所に架ける挑戦や1km級斜張橋実現への道を開いた取り組みを紹介するとともに、「しまなみ海道の今とこれから」について、パネルディスカッションを行う。

第62回 講演概要資料(建設コンサルタンツ協会HPより)

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