日時
2025年10月15日(水)
講演会:15:00~17:00
場所:(一社)建設コンサルタンツ協会会議室よりWEB配信
講演者
舟引敏明 宮城大学名誉教授、(一社)公園財団理事長
大橋謙一 元国土交通省国営昭和記念公園事務所長
田中希依 (公財)2027国際園芸博覧会協会 企画調整部調整課長、前国土交通省国営昭和記念公園事務所 調査設計課長
涌井雅之 東京都市大学特別教授、GREEN×EXPOラボチェアパーソン
<コーディネーター>
梛野良明 (公財)都市緑化機構専務理事
講演概要
今日多くの人々が訪れる国営昭和記念公園や国営ひたち海浜公園。そして、国営沖縄記念公園の首里城や美ら海水族館。我が国の未来に向けて引き継がれるべき貴重な社会資本となっている。あまり知られていないが、すべて、国が自ら整備した公園であり、基地跡地など戦争で残された負の遺産を戦後平和利用に転換したものとも言える。一方で、大規模な公園の整備は、道路、給電給排水工事など一つのまちを創る事業とも言え、それだけに関係機関との調整など先人の多くの労苦の上に整備されてきている。本講演は、戦後、国が整備する公園の歴史を紹介するとともに、国営昭和記念公園を例として、開園に至るまでの経緯、そして、国の政策の実現の場として行われてきた先導的な取組みを紹介する。併せて、戦後、国が自ら整備してきた公園が国民生活に何をもたらしてきたかを総括する。
第63回 講演概要資料(建設コンサルタンツ協会HPより)(作成中)

