第33回 関西国際空港プロジェクト -24時間運用の海上空港の実現-令和4年9月9日(金)に開催しました

日時

令和4年9月9日(金)15:00~17:00(ZOOMウェビナーによる配信)

講演者

中尾 成邦:元関西国際空港(株)企画課長
八尋 明彦:元関西国際空港(株)設計課
小原 恒平:元運輸省関西国際空港計画室
古土井光昭:元関西国際空港用地造成(株)代表取締役
江村  剛 : 関西エアーポート(株)執行役員
塩﨑 正孝:元関西国際空港(株)

講演概要

大阪伊丹空港の騒音問題に端を発して建設された関西国際空港は、まさに時代の荒波を切り開きながら進んできたと言える。講演では、①位置決定方法や環境アセスメント等地元への徹底的な情報公開などのプロジェクトの進め方、②20mにも及ぶ大水深海域での埋立、しかも大幅な沈下が想定される中での様々な技術的工夫、③財政制約の中、株式会社方式で建設開始以降、現在の関西三空港の民間による一体運営に至るまでの経営方式の変遷について紹介する。その成果は、アメリカ土木学会から20世紀における空港部門の代表作として表彰を受けている。講演は、様々な時期、立場で関空会社に在籍したものが、関西国際空港プロジェクトについて語り、後世に伝承する。

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