第39回 中央自動車道の建設 ~急峻な山岳地と首都圏住宅密集地を通過し多くの課題を克服~進化と変遷~ 令和5年4月18日(火)に開催しました。

日時

令和5年4月18日(火)15:00~17:00(ZOOMウェビナーによる配信)

講演者

山下宣博 (元日本道路公団理事)
奥園誠之 (元日本道路公団試験所トンネル・斜面研究室室長)
山田憲夫 (元日本道路公団恵那山トンネル工事事務所工事長)
荒井靖博 (中日本高速道路㈱執行役員八王子支社長)
忽那幸浩 (中日本高速道路㈱技術本部高度技術推進部長)
手塚 仁 (㈱熊谷組土木事業本部副本部長)
コーディネーター; 鈴木辰夫 (鉄建建設㈱常務執行役員)

講演概要

東京都杉並区〜愛知県⼩牧市間約350㎞の中央⾃動⾞道は、⾼速道路で初めて開発型の道路として整備された。地形急峻な地域を通過するためルートの選択に時間がかかり、また、起点の東京都内の住宅地における激しい住⺠運動への対応等で、1962(昭和37)年に、東名と同時に着⼯されたにもかかわらず、全体の完成は東名から13年遅れた1982(昭和57)年になった。技術的には、⾼速道路初の交通量に応じた段階施⼯の検討、様々な環境対策、数か所で⽣じた⻑⼤切⼟のり⾯崩壊への対処、当時世界第2位の8500mの延⻑で多くの断層を通過するトンネル建設等、名神や東名にはない数々の新たな挑戦をすることになった。これらの難局を克服した⼯夫と努⼒の軌跡を中⼼に、現在までに中央道が果たした役割、今後の展望を含めて紹介した。

第39回 講演概要資料(建設コンサルタンツ協会HPより)

 

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