日 時
令和3年5月18日(火)15:00~17:00(ZOOMウェビナーによる配信)
講演者
鈴木 英一 (元北海道開発局長)
今 日出人 (前北海道大学特任教授)
長澤 徹明 (北海道大学名誉教授)
戸嶋 光映 (建コン協北海道支部)
講演概要
明治までほぼ原生の地であった北海道。広大な開発可能地と豊かな資源を有する北海道の開発には中心となる石狩川流域の開発が必要不可欠であり、それは湿地、洪水、寒冷な気候との戦いでもあった。
本講演会では、明治からの開拓と石狩川の洪水を治める捷水路・新水路などの治水事業、特に戦後70年間で展開された広大な泥炭地域の治水事業と農地開発、昭和56年の大洪水を契機とした治水方針の転換と治水事業の成果、石狩川の治水を支えた新技術の開発について紹介し、さらに北海道が最も影響が大きいと言われる今後の気候変動への備えも含め、鈴木英一氏(元北海道開発局長)、今日出人氏(前北海道大学特任教授)、長澤徹明氏(北海道大学名誉教授)、戸嶋光映氏(建コン協北海道支部)の4名が講演した。