日時
令和4年11月24日(木)15:00~17:00(ZOOMウェビナーによる配信)
講演者
中嶋 猛夫 ;元東京都都市計画局参事
成戸 寿彦 ;元東京都技監兼都市計画局長
福田 至 ;東京都都市整備局長
講演概要
淀橋浄水場の移転及びその跡地を活用した新宿副都心の整備は、それまでの都市計画事業が街路、広場、駐車場、公園等の都市施設を単独の事業として実施してきたのに対し、それらを総合的・一体的に整備する、東京都においてはもちろん、国内でも例をみない試みであった。また、新宿副都心から生まれた都市計画の思想や制度は、その後の東京の都市づくりの発展に先鞭をつけたものである。
本講演では、昭和30年代、当時の新宿副都心の計画・整備に直接携わった方から、今だからこそ語ることのできる実情や裏話を紹介する。また、新宿副都心計画における誘導型都市づくりの先駆的取組と、本計画の位置づけを踏まえた東京の都市づくり政策・都市構造論の変遷について、さらに、先人達から学び、未来の東京の都市づくりに向けて生かしていくことについて講演する。