第36回 「八郎潟干拓とモデル農村の建設」

日時

令和4年12月23日(金)15:00~17:00(ZOOMウェビナーによる配信)

講演者

宮元 均 ; 元東北農政局 次長
青野 俊一; 元東北農政局八郎潟干拓事務所 河川第一係長
村田 稔尚; 元八郎潟新農村建設事業団 施設課長
今野 諭 ; 大潟土地改良区 理事長
下山 昇 ; 大潟土地改良区 事務局長

講演概要

琵琶湖に次ぐ我が国第二の湖、面積22,000haの八郎潟の干拓計画は、戦後の食糧増産対策の切り札の一つとして干拓先進国オランダの協力を得て策定され、1957年に工事が始まり、1965年には堤防内の排水を終え干陸した。
その間、我が国は高度経済成長期に入り、1961年には農業生産性の引き上げと農家所得の増大を謳った農業基本法が制定された。このような時代の要請に応え、新たな干拓地での農業開発・村づくりを行うために1965年に着手した八郎潟新農村建設事業は、高生産性農業のモデルとしての役割を担うこととされ、公募による580人の入植者を迎え入れ、1976年に事業を完了した。
以来、大潟村農業は政府の生産調整政策との軋轢もあったが、わが国の大規模高生産性農業のモデルとしての役割を立派に果たしてきた。本稿では干拓と新農村建設事業の経緯を中心に、施設の維持管理と農業の推移、事業効果等について報告する。

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